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令和 4年第4回定例会(第1日12月 5日)

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  1. 奥出雲町議会 2022-12-05
    令和 4年第4回定例会(第1日12月 5日)


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    最終取得日: 2023-04-28
    令和 4年第4回定例会(第1日12月 5日) 奥出雲町告示第183号  令和4年奥出雲町議会12月定例会を次のとおり招集する。    令和4年11月28日                        奥出雲町長 糸 原   保                  記 1.期 日  令和4年12月5日 2.場 所  奥出雲町役場仁多庁舎4階大会議室    ─────────────────────────────── 〇開会日に応招した議員      高 橋 恵美子君         北 村 千 寿君      糸 原 文 昭君         内 田 裕 紀君      小田川 謙 一君         田 食 道 弘君      糸 原 壽 之君         景 山 利 則君      内 田 雅 人君         石 原 武 志君      川 西 明 徳君         内 田 精 彦君      大 垣 照 子君         藤 原 充 博君    ─────────────────────────────── 〇応招しなかった議員      な し    ───────────────────────────────
      ──────────────────────────────────── 令和4年 12月(定例)奥 出 雲 町 議 会 会 議 録(第1日)                          令和4年12月5日(月曜日) ────────────────────────────────────             議事日程(第1号)                    令和4年12月5日 午前9時30分開会  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 町長提出議案提案理由の説明  日程第4 議案第64号 地方公務員法の一部を改正する法律の施行等に伴う関係条例の整備に関する条例制定について  日程第5 議案第65号 奥出雲町職員の高齢者部分休業に関する条例制定について  日程第6 議案第66号 奥出雲町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第7 議案第67号 奥出雲町特別職の職員の給与等に関する条例及び奥出雲町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第8 議案第68号 奥出雲町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第9 議案第69号 奥出雲町児童生徒医療費助成条例の一部を改正する条例制定について  日程第10 議案第70号 奥出雲町教育・スポーツ振興基金条例制定について  日程第11 議案第71号 奥出雲町の特定の事務を取扱う郵便局の指定の取り消しについて  日程第12 議案第72号 公の施設の指定管理者の指定について(船通山研修宿泊施設)  日程第13 議案第73号 土地改良事業の施行について  日程第14 承認第17号 専決処分の承認を求めることについて(令和4年度奥出雲町一般会計補正予算(第10号))  日程第15 議案第74号 令和4年度奥出雲町一般会計補正予算(第11号)提出について  日程第16 議案第75号 令和4年度奥出雲町一般会計補正予算(第12号)提出について  日程第17 議案第76号 令和4年度奥出雲町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)提出について  日程第18 議案第77号 令和4年度奥出雲町後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第2号)提出について  日程第19 議案第78号 令和4年度奥出雲町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)提出について  日程第20 議案第79号 令和4年度奥出雲町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)提出について  日程第21 議案第80号 令和4年度奥出雲町合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)提出について  日程第22 議案第81号 令和4年度奥出雲町仁多発電事業特別会計補正予算(第2号)提出について  日程第23 議案第82号 令和4年度奥出雲町奥出雲病院事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第24 議案第83号 令和4年度奥出雲町水道事業会計補正予算(第2号)提出について  日程第25 報告第12号 令和3年度奥出雲電力株式会社事業報告並びに収支決算及び令和4年度事業計画並びに収支予算について  日程第26 報告第13号 令和3年度奥出雲交通株式会社事業報告並びに収支決算及び令和4年度事業計画並びに収支予算について  日程第27 報告第14号 令和3年度奥出雲酒造株式会社事業報告並びに収支決算及び令和4年度事業計画並びに収支予算について  日程第28 発委第2号 奥出雲町議会議員の議員報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定について    ───────────────────────────────            本日の会議に付した事件  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 町長提出議案提案理由の説明  日程第4 議案第64号 地方公務員法の一部を改正する法律の施行等に伴う関係条例の整備に関する条例制定について  日程第5 議案第65号 奥出雲町職員の高齢者部分休業に関する条例制定について  日程第6 議案第66号 奥出雲町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第7 議案第67号 奥出雲町特別職の職員の給与等に関する条例及び奥出雲町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第8 議案第68号 奥出雲町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第9 議案第69号 奥出雲町児童生徒医療費助成条例の一部を改正する条例制定について  日程第10 議案第70号 奥出雲町教育・スポーツ振興基金条例制定について  日程第11 議案第71号 奥出雲町の特定の事務を取扱う郵便局の指定の取り消しについて  日程第12 議案第72号 公の施設の指定管理者の指定について(船通山研修宿泊施設)  日程第13 議案第73号 土地改良事業の施行について  日程第14 承認第17号 専決処分の承認を求めることについて(令和4年度奥出雲町一般会計補正予算(第10号))  日程第15 議案第74号 令和4年度奥出雲町一般会計補正予算(第11号)提出について  日程第16 議案第75号 令和4年度奥出雲町一般会計補正予算(第12号)提出について  日程第17 議案第76号 令和4年度奥出雲町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)提出について  日程第18 議案第77号 令和4年度奥出雲町後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第2号)提出について  日程第19 議案第78号 令和4年度奥出雲町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)提出について  日程第20 議案第79号 令和4年度奥出雲町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)提出について  日程第21 議案第80号 令和4年度奥出雲町合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)提出について  日程第22 議案第81号 令和4年度奥出雲町仁多発電事業特別会計補正予算(第2号)提出について  日程第23 議案第82号 令和4年度奥出雲町奥出雲病院事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第24 議案第83号 令和4年度奥出雲町水道事業会計補正予算(第2号)提出について  日程第25 報告第12号 令和3年度奥出雲電力株式会社事業報告並びに収支決算及び令和4年度事業計画並びに収支予算について  日程第26 報告第13号 令和3年度奥出雲交通株式会社事業報告並びに収支決算及び令和4年度事業計画並びに収支予算について  日程第27 報告第14号 令和3年度奥出雲酒造株式会社事業報告並びに収支決算及び令和4年度事業計画並びに収支予算について  日程第28 発委第2号 奥出雲町議会議員の議員報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定について    ───────────────────────────────              出席議員(14名)     1番 高 橋 恵美子君     2番 北 村 千 寿君     3番 糸 原 文 昭君     4番 内 田 裕 紀君     5番 小田川 謙 一君     6番 田 食 道 弘君     7番 糸 原 壽 之君     8番 景 山 利 則君     9番 内 田 雅 人君     10番 石 原 武 志君     11番 川 西 明 徳君     12番 内 田 精 彦君     13番 大 垣 照 子君     14番 藤 原 充 博君    ───────────────────────────────              欠席議員(なし)    ───────────────────────────────              欠  員(なし)    ───────────────────────────────             事務局出席職員職氏名 局長 ───── 田 中   修君  主事 ───── 山 田 基 貴君    ───────────────────────────────           説明のため出席した者の職氏名 町長 ───── 糸 原   保君  副町長 ──── 藤 原   努君 教育長 ──── 松 田 武 彦君  総務課長 ─── 江 角   啓君 企画財政課長 ─ 杠   康 彦君  税務課長 ─── 秋 田 和 浩君 町民課長 ─── 永 瀬 克 己君  健康福祉課長 ─ 石 原 和 夫君 福祉事務所長 ─ 森 田 近 子君  水道課長 ─── 千 原 明 浩君 まちづくり産業課長 ───────────────── 石 原 耕 司君 農林振興課長 ─ 高 橋 千 昭君 3セク経営企画室長 ───────────────── 糸 原 和 弘君 学校再編推進課長 高 尾 昭 浩君  建設課長 ─── 松 原 三 美君 会計管理者 ── 森 山   昇君  教育魅力課長 ─ 石 原 重 夫君 こども家庭支援課長 ───────────────── 吉 川 明 広君 病院事務長 ── 中 西 修 一君    ───────────────────────────────             午前9時28分開会 ○議長(藤原 充博君) おはようございます。  現在、サッカーのワールドカップカタール大会が開催され、日本代表チームの活躍に日本中が大騒ぎです。たかがサッカーといいますが、世界中で一番愛されているスポーツがサッカーです。  さて、新型コロナですが、本町でも、11月30日の発表では47人が感染するなど、依然、感染が続いております。また、今年の冬はインフルエンザも流行すると言われております。皆様も感染予防の徹底に努めていただきたいと思います。このような状況でありますので、議場でのマスクはもうしばらく着用していただくようお願いいたします。
     ただいまの出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、これより令和4年奥出雲町議会12月定例会を開会いたします。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。  監査委員から、令和4年度9月分及び10月分の例月現金出納検査の結果について報告がありました。  以上で諸般の報告を終わります。  これより議事に入ります。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(藤原 充博君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第126条の規定によりまして、3番、糸原文昭議員、4番、内田裕紀議員の両名を指名いたします。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第2 会期の決定 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第2、会期の決定についてお諮りをいたします。  今期定例会の会期は、本日12月5日から20日までの16日間とすることにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から20日までの16日間とすることに決しました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第3 町長提出議案提案理由の説明 ○議長(藤原 充博君) 日程第3、町長提出議案提案理由の説明について、町長より提出議案提案理由の説明について申し述べたい旨、申出がありますので、これを許します。  糸原町長。 ○町長(糸原 保君) 令和4年12月定例議会の開会に当たり、提出議案の説明に先立ちまして、先般、元町長、井上勝博様が御逝去されました。井上様におかれましては、5年余りにわたり、町長として町政運営に御尽力いただきました。その間、ダム地域の振興を図るため、佐白温泉の整備や町民の主体的な活動の推進、文化振興にも熱心に取り組まれ、御功績を残されました。また、元一味同心塾館長の中村成子様も御逝去されました。中村様には、現在、西の横綱と称される仁多米のブランド推進に多大なお力添えをいただいたところであります。お二人の御功績に深く感謝し、衷心より哀悼の意を表し、御冥福をお祈りいたします。  それでは、町行政の最近の動向について御説明し、あわせて所信の一端を申し上げるとともに、皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。  まず、かねてより懸案となっておりました仁多地域の統合小学校の建設地につきましては、町長として現三成小学校敷地で進めてまいりたいと判断いたしました。また、財政上の見通しが立てば、当初そのまま利用するとしていた三成小学校屋内運動場を、町民体育館兼用のものとして小学校敷地にて改築し、町民体育館跡地を要望の強い三成地区の今後のまちづくりのために確保することとし、周辺の未利用地等も併せて、今後の三成連担地のまちづくりの計画を町民の皆様と進めてまいりたいと考えます。議会はもとより、保護者、各校区別協議会をはじめとする仁多地域の皆さんの、これ以上統合を先送りしてほしくない、整った教育環境の中で学ばせたい、三成のまちづくりを何とかしたいとの強い願いの中、これまでの議論や令和8年度開校に向けたスケジュール、教育環境の整備、子供たちの安全確保、三成地区のまちづくり、将来的な財政負担の観点から総合的に判断し、現三成小学校敷地で建築することが望ましいと、町長として判断するに至ったところであります。なお、布勢小学校耐震代替校舎(仮設校舎)の建設については、従来からの説明どおりに布勢小仮設校舎を設置することも選択肢として残しつつも、三成小学校耐震代替校舎のみで対応できないか、布勢小学校区と早急に検討・協議を進めてまいります。布勢小仮設校舎を設置することを否定するものではございませんが、現布勢小学校舎の取壊し、未耐震の布勢公民館に代わる布勢地区拠点施設整備などが一体的に解決する可能性があることから判断したものでございます。  つきましては、今議会におきまして、三成小学校敷地での耐震代替校舎(仮設校舎)建設、移転補償調査費ほか、関係の補正予算を提案させていただきますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。  新型コロナウイルス感染症についてであります。今季、季節性インフルエンザとの同時流行が懸念される中、先日、丸山知事は、県内は感染の第八波に入ったとの認識を示されたところであります。町民の皆様には、同時流行に備え、それぞれの予防接種を御検討いただきますとともに、引き続き、基本的な感染対策に取り組んでいただきますようお願い申し上げます。また、新型コロナワクチン接種につきましては、10月21日以降、12歳以上の方の接種間隔が5か月以上から3か月以上に短縮されたことにより、従来株ワクチンの4回目接種を終えられた方も、年内からオミクロン株対応2価ワクチンの接種が可能となりましたので、11月下旬から5回目接種を開始しております。  こうしたコロナ禍の中でも、秋の観光シーズンには、鬼の舌震や金言寺、奥出雲おろちループなど、紅葉の名所を中心に多くの観光客の皆様に訪れていただきました。その観光ルートの中にある坂根のマイタケ直売所に整備を進めてまいりました、トイレを併設した交流休憩施設が10月下旬に完成し、多くの観光客の皆様に御利用いただいているところであります。また、10月16日には、尾原ダム完成10周年記念の集い、そして、3年ぶりのさくらおろち湖祭りが開催され、約3,500人に御来場いただき、盛大に開催されました。また、町内においても、文化活動の成果を披露する貴重な機会である奥出雲町芸術文化祭「おくかるフェスタ」が、10月1日から11月27日の約2か月間開催されました。仁多、横田両会場では、生け花、書、絵画、写真等、芸術美あふれる作品の展示、また、芸能音楽祭では、仁多、横田両中学校と横田高校吹奏楽部の合同演奏をオープニングに、郷土芸能からクラシックバレエなど、18団体の皆様の多彩なステージが繰り広げられました。今後も、文化芸術活動の普及と振興を図り、文化の薫り高いまちづくりに努めてまいります。  次に、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業についてであります。9月定例議会において補正予算を可決いただきました電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援分につきましては、コロナ禍において原油価格、物価高騰の影響を受けた町内の介護サービス事業所及び障害福祉サービス事業所へ、電気、ガス、灯油等の年間の高騰分について年内に支給を行う予定であります。また、同じく交付金を活用して、プレミアム付商品券と食たび応援券を発行いたしましたが、御好評をいただき、それぞれ完売いたしました。コロナ禍で低迷する地域内消費の喚起に大いに期待するところでございます。  次に、自治体がデジタル技術を活用し、住民の利便性や行政サービス向上を目指す自治体デジタル・トランスフォーメーションについてであります。奥出雲町におきましては、総務省が実施しております地域活性化企業人派遣制度を活用し、自治体デジタル・トランスフォーメーションの推進を図っていくこととしております。この制度は、三大都市圏に所在する企業の社員を派遣していただき、地域の活性化に向けた幅広い活動に従事していただく事業であり、先月より、動画配信、電子書籍などデジタルに関する様々な事業を手がけていらっしゃいます株式会社DMM.com様よりおいでいただきました。本年度は、総合計画・総合戦略に基づく奥出雲町のデジタル・トランスフォーメーション推進計画の策定を中心に行っていただくこととしております。  次に、マイナンバーカード取得促進の取組についてであります。取得を促進するため、三役・課長をメンバーとしたマイナンバーカード取得促進対策会議を立ち上げ、取組を強化したところであります。また、申請サポートの取組としては、各公民館、企業等での出張申請サポートの実施に加え、大型商業施設の御協力をいただき、マイナポイントサポートも含めた休日申請サポートの実施、また、奥出雲町商工会からは、独自の商品券給付サービスを企画していただき、マイナンバーカード取得促進に向けた官民が連携した取組を進めました。10月末時点の取得率は、前回報告の8月末時点の35.4%から42.1%、申請率は43.2%から59%と進捗が図られましたが、他自治体も取組を進めており、引き続き取得促進に向け取組を行ってまいります。  また、住民票、印鑑登録証明書等の証明書発行については、これまで郵便局での取扱いを行っておりましたが、機器の保守、生産終了により継続が困難なことから、今年度末で終了し、休日、閉庁後も利用が可能で利便性が図れるマイナンバーカードを使用したコンビニ交付へ移行することといたしました。今議会に関係議案を提出しておりますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。  次に、子育て支援についてであります。本町の幼児園保育料につきましては、9月定例議会一般質問で答弁いたしましたとおり、令和5年1月から、町内の全園児の無償化を実施いたします。  また、高校生等の医療費無償化につきましては、令和5年4月診療分からの実施に向け、所要の改正条例の提出とシステム改修等に係る補正予算を計上しております。令和5年1月から実施いたします保育料の無償化と併せまして、子育て世代の経済的な負担軽減をし、子育て環境の充実を図ってまいります。  次に、仁多・横田中学校開校50周年記念についてであります。両中学校とも昭和46年4月に名目統合し、48年に新校舎が完成して以来、今年で50周年を迎えたことから、御来賓、保護者、関係者等の出席の下、先般、それぞれ記念式典が盛大に挙行されました。記念式典終了後、仁多中学校においては、株式会社たなべたたらの里代表取締役里長田部長右衛門さんによる「やってやれないことはない!いま地方が日本の為にすべきこと!」と題し、また、横田中学校においては、本校卒業生で京都大学人文科学研究所准教授、藤原辰史さんによる「横田の目線で世界の難問に立ち向かう」と題して記念講演が開催されたところであります。両校とも奥出雲町の将来を担う人材育成の拠点であり、さらなる発展のため、引き続き、議員の皆様をはじめ、町民の皆様の御支援、御協力をお願いします。  次に、先般、栃木県で開催されました第77回国民体育大会ホッケー競技についてであります。島根のお家芸とも評されるホッケー競技において、横田高校ホッケー部による少年男子が優勝、少年女子が第3位、セルリオ島根を主体とした成年男子が第5位に入賞いたしました。特に、横田高校男子ホッケー部におかれては、全国高校総体に続く2冠目を獲得され、12月に開催される全国高等学校選抜大会優勝による3冠達成が大いに期待されるところであります。  また、スポーツだけではなく、そのほかの分野でも生徒、児童の活躍は目覚ましいものがあります。このたび、横田中学校緑の少年団が、令和4年度緑の少年団全国表彰において、最高賞となるみどりの奨励賞を受賞されました。これは、全校生徒で取り組む花壇作業や苗販売、毎年の林業体験活動としてきこりプロジェクトへの参加などが評価されたものでございます。  さらに、このたび、公益財団法人博報堂教育財団が主催し、先駆性、独自性に優れた活動に贈られる第53回博報賞に、高尾小学校が見事選出されました。高尾小学校では、読解力や表現力と少人数学校での課題である積極性を育成するため、平成25年度より落語を通じた独自の取組をされてきました。先生方、保護者や地域の方々の長年にわたる取組に対し、改めて敬意を表しますとともに、心よりお喜びを申し上げます。  次に、農業の振興についてであります。第12回全国和牛能力共進会が、10月6日から10日にかけて鹿児島県で開催されました。本町からは、島根県代表牛として、第5区高等登録群に3頭、第6区総合評価群・種牛の部に4頭の奥出雲和牛を出品いただきました。私も6日から現地入りし、各県からよりすぐられた代表牛との厳しい審査の行く末を見守らせていただきました。その結果、第5区においては一等賞首席を獲得され、重点出品区の第6区総合評価群では、肉牛の部において全体の1位の好成績を収められ、結果総合として、優等賞三席と、本区が設置されて以来、島根県としては初の上位入賞を果たしました。特に雲南管内のJA吉田肥育センターから出品された肉牛は、特別賞の脂肪の質賞を受賞され、肉質日本一に輝いたところであります。本大会への出品に当たり、長年御努力いただきました出品者の皆様、関係の皆様に改めて深甚なる感謝とお礼を申し上げる次第であります。この結果が、島根中央家畜市場の価格上昇につながることを期待しております。  畜産業につきましては、このような喜ばしい結果の一方で、懸案事項もございます。皆様も御存じのとおり、7月にJAしまねが肥育事業からの撤退を表明し、雲南管内の肥育センター2施設の存続が危ぶまれております。今後、しまね和牛の主生産地である雲南地域の和牛振興、ひいては奥出雲和牛ブランドをどのように存続させるかについて、関係機関とともに検討してまいります。  次に、12月1日から3日に、長野県小諸市で開催されました第24回米・食味分析鑑定コンクール国際大会についてであります。奥出雲仁多米株式会社が出品したコシヒカリは、上位4点の中に西日本では唯一ノミネートされ、12度目となる最高峰金賞を6年連続で受賞したところであります。このことは、仁多米の品質の高さはもとより、食味値が高いことが引き続き認められたことであり、国内外に発信できたと考えております。  次に、11月1日付で機構の一部変更を実施いたしました。9月の定例議会の私の所信表明、また、一般質問の中でも申し上げましたが、農林振興課内に3セク経営企画室を設置し、有限会社奥出雲椎茸の経営健全化を迅速に推し進めてまいります。また、農業遺産に関する事務を企画財政課から、同じく農林振興課へ移管し、農業施策との一体的な推進を図ってまいります。  次に、JR木次線についてであります。JR木次線活性化については、11月27日に木次線と芸備線相互の利用促進と活性化について考える、「ローカル線の未来を考えるシンポジウム」を広島県庄原市で開催しました。当日は、各市町の自慢の和牛の食べ比べも行われ、議員の皆様をはじめ、多くの方に鉄道を利用していただきました。木次線が全線開通した12月12日を記念して、毎月12日を木次線応援の日として利用促進を呼びかけており、先般は貸切り列車の運行による「たたら満喫コース」「木次線地酒トレイン」といったモニターツアーも実施され、参加者の皆様に好評を得たところであります。  また、令和6年度から木次線に乗り入れる「あめつち」の運行については、JR西日本から、現時点で米子から出雲横田駅間を運行し、出雲横田駅での停車時間は1時間弱と見込まれていますが、在来線との乗り継ぎにより、木次線の見どころである三段式スイッチバックの乗車や、各駅の発車時間までの待ち時間におけるおもてなし、車内での楽しみ方等について、今後、木次線利活用推進協議会や地元の皆様とも協議を深めてまいりたいと思います。  次に、頂戴いたしました寄附金についてであります。寄附金につきましては、これまでも各方面から頂戴しておりますが、このほど、ホシザキ株式会社様、ガット株式会社様、明治安田生命相互会社様、匿名を希望されておりますもも様より御寄附を頂戴いたしました。また、山陰酸素工業株式会社様からは、災害時等に活用するLPガス発電機の御寄附をいただいたところであります。この場をお借りして御礼を申し上げますとともに、御寄附の趣旨に沿った活用をさせていただきます。ありがとうございました。  次に、第三セクターの決算状況についてであります。このたびは、奥出雲交通株式会社、奥出雲酒造株式会社、奥出雲電力株式会社の3社が決算を迎えたことから、議会へ報告するものでございます。奥出雲交通株式会社につきましては、輸送収入の減収、燃料の高騰、修繕費の増大により赤字決算となりました。奥出雲酒造株式会社につきましては、新型コロナウイルスの影響によって減少した飲食店等への販売等も少しずつ回復の兆しが見られ、売上げは前期比で増となり、事業復活支援交付金及び雇用調整助成金の活用やコスト削減などの努力をしてまいりましたが、電気料金をはじめとする光熱水費の高騰のあおりを受け、残念ながら3年連続の赤字決算となりました。奥出雲電力株式会社につきましては、原油、天然ガスなどのエネルギー資源の高騰により、市場の電力調達価格も高騰する中、販売価格の見直し、高騰による利益損害を補償する保険加入など、損失軽減への対策を講じてまいりましたが、残念ながら赤字決算となりました。今後も厳しい状況が続くことが想定されることから、電力の調達構造の見直しなどの将来リスクに対応した事業運営を行ってまいります。  それでは、今回提出いたしました一般会計補正予算案の概要について説明を申し上げます。  今回の補正予算案の内容は、先ほど一部触れさせていただきましたが、歳入において、保育料の無償化による保護者負担金の減額に併せ、その減額分をふるさと応援基金より充当する財源充当変更に係る補正、歳出においては、エネルギー価格高騰による公共施設等の光熱水費の増額補正、国が行います妊娠届け出時と出産届け出時に5万円ずつを支給する出産・子育て応援交付金、県営ため池整備事業に係る県事業負担金の増額、豪雨災害に係る災害復旧費など、歳出総額を約1億200万円増額しております。この結果、補正後の一般会計の予算は、約155億2,400万円となりました。  このほか、条例案7件、予算案10件、一般事件案6件を提出しております。これら提出議案の詳細につきましては、この後、担当課長から説明させますので、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。(発言する者あり)  すみません、訂正を申し上げます。まず、1点目ですね、デジタルトランスフォーメーションのことに書いてありますが、会社名を株式会社と申しましたが、合同会社DMM.com様であります。  もう一つ、私がちょっと言いましたが、奥出雲仁多米が出品したコシヒカリについては、上位4点と申したようですが、「上位40点の中で西日本で唯一ノミネートされた」ということでございます。訂正させていただきます。 ○議長(藤原 充博君) 以上で町長提案……。  大垣議員。 ○議員(13番 大垣 照子君) 失礼いたします。町長、先ほど施政方針の中に、一般会計の補正後の予算ということで、約155億2,400万円というふうに書かれておりますが、予算書を見ますと、12号の後ですね、12号を補正した後、総額158億2,917万円って載ってますが、これは、どっちがどうなんでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) 糸原町長。 ○町長(糸原 保君) 申し訳ございません。訂正して修正させていただきます。議案のとおりでございまして、議員御指摘のとおりでございます。申し訳ございません。 ○議長(藤原 充博君) よろしいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)  以上で町長提出議案提案理由の説明を終わります。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第4 議案第64号 から 日程第10 議案第70号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第4、議案第64号、地方公務員法の一部を改正する法律の施行等に伴う関係条例の整備に関する条例制定について、日程第5、議案第65号、奥出雲町職員の高齢者部分休業に関する条例制定について、日程第6、議案第66号、奥出雲町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、日程第7、議案第67号、奥出雲町特別職の職員の給与等に関する条例及び奥出雲町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例制定について、日程第8、議案第68号、奥出雲町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例制定について、日程第9、議案第69号、奥出雲町児童生徒医療費助成条例の一部を改正する条例制定について、日程第10、議案第70号、奥出雲町教育・スポーツ振興基金条例制定について、以上の7議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  初めに、江角総務課長。              〔総務課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第64号 地方公務員法の一部を改正する法律の施行等に伴う関係条例の整備に関する条例制定について 議案第65号 奥出雲町職員の高齢者部分休業に関する条例制定について 議案第66号 奥出雲町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について 議案第67号 奥出雲町特別職の職員の給与等に関する条例及び奥出雲町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例制定について 議案第68号 奥出雲町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例制定について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、吉川こども家庭支援課長。            〔こども家庭支援課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第69号 奥出雲町児童生徒医療費助成条例の一部を改正する条例制定 について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) それでは、続きまして、石原重夫教育魅力課長。             〔教育魅力課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第70号 奥出雲町教育・スポーツ振興基金条例制定について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより、ただいまの7議案に対する質疑を行います。  初めに、議案第64号に対する質疑を行います。質疑はございますか。  13番、大垣議員。 ○議員(13番 大垣 照子君) 議長、これも一問一答ですか。 ○議長(藤原 充博君) はい。 ○議員(13番 大垣 照子君) ちょっとたくさんあるけどいいですか、一問一答で。 ○議長(藤原 充博君) はい。いずれ、これは各委員会に付託いたしますので、その辺を配慮しながら質問にお願いします。 ○議員(13番 大垣 照子君) もちろんそうですが、今ここで聞かないと、私聞けませんので。 ○議長(藤原 充博君) 総括的な質問にしてください。 ○議員(13番 大垣 照子君) まず1点は、一問一答ということですので、ちょっと二、三聞きたいと思いますが、これは、国の地方公務員法の改正に伴う改正だと思いますけれども、まず、この話は、町の職員組合との話合いはどのようになっているか、お聞きをいたします。 ○議長(藤原 充博君) 江角総務課長。 ○総務課長(江角 啓君) お答えをいたします。
     職員組合のほうとも話合いをさせていただいて、了解をいただいているというふうに考えております。 ○議長(藤原 充博君) 13番、大垣議員。 ○議員(13番 大垣 照子君) それと、号俸級がちょっと変わってきますよね。課長代理を置くということで、課長代理が5級にするということですが、今、課長が5級じゃないかと思いますし、それから、補佐はそのまま置いて、補佐はそのままでいかれるということなんでしょうか。お聞きをいたします。 ○議長(藤原 充博君) 江角総務課長。 ○総務課長(江角 啓君) 課長級につきましては、現在、6級と5級を使わせていただいております。課長職につきましては、全てを6級にまとめるということでございます。課長補佐職については、現在のままの4級職となります。その間に5級職の課長代理を設けるということで、管理職としては課長、それから課長代理という形を取らせていただいて、課長補佐は、現在、管理職扱いをいたしておりますけども、非管理職扱いとするということでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 13番、大垣議員。 ○議員(13番 大垣 照子君) 今、課長代理職を置くということになっておりますが、提案は。この課長と課長代理、そして補佐との職務の内容は、大体どういった内容になるんでしょうか。どの違いがあるんでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) 江角総務課長。 ○総務課長(江角 啓君) それぞれの職務ということでございますけれども、課長につきましては、課を統括するということになろうかと思っております。それから、課長代理と、それから課長補佐の違いということになろうかと思いますけれども、現在は、課長補佐が一グループのグループリーダー的な存在、係長の事務の取扱いもしているというような状況がございます。課長代理が、課長の補佐をしつつ、それぞれのグループを統括するというふうな役割を担っていただきたいと思っておりますし、課長補佐につきましては、自分の抱えている係、ここら辺を統括しながらマネジメントをしていただくということを行っていただくという役職を担っていただくようになろうかというふうに考えております。 ○議長(藤原 充博君) 13番、大垣議員。 ○議員(13番 大垣 照子君) ここで、いろいろ説明の中にございましたが、現在の再任用、一旦60歳で定年で、再任用で働いている方もいらっしゃいます。これが令和13年、65歳定年が全て実現するということでございますが、そこまでのところを現状でこのままやっていくということだったと思いますけれども、賃金を始め、ほかの労働条件等の処遇については全く同じでやられるのか、その辺りを聞かせてください。 ○議長(藤原 充博君) 江角総務課長。 ○総務課長(江角 啓君) 暫定再任用制度につきましては、現在の再任用が継続されるというふうに御理解いただければと思いますので、当然、給料等、それから処遇関係につきましても変わらないものということでございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第65号について質疑を行います。質疑はございますか。  13番、大垣議員。 ○議員(13番 大垣 照子君) 65号なんですけれども、高齢者部分休業制度を導入ということですけれども、ちょっと部分休業制度って、ちょっと具体的に聞かせていただけませんか。 ○議長(藤原 充博君) 江角総務課長。 ○総務課長(江角 啓君) お答えをいたします。  高齢者の部分休業につきましては、先ほど申し上げますように、定年年齢が延長になるということでございます。役場を退職された皆さん、それぞれ地域での役割を担っていらっしゃるという現状がございますので、そういったことの活動も制限することなく、お勤めは65歳までしていただきますが、一方で、そういった地域貢献活動にも従事していただく機会を設けるということで、部分的に休業されてもよろしいですよということで許可するものでございます。この間につきましては、給与につきましては、カットといいますか減額になりますけれども、そういった制度も活用しながら地域貢献もしていただきながら、また、本来ですと60歳で定年して、自分のライフプランの中でいろんな生活をされるわけですけども、そういったことにも使っていただくということが可能になるということで、そういった休暇を設けるものでございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにありませんか。  13番、大垣議員。 ○議員(13番 大垣 照子君) 今の件について、いい制度だなとは思いますが、これは、例えば、1か月のうちに何日休んでもいいとか、そういう規定みたいなものはないんでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) 江角総務課長。 ○総務課長(江角 啓君) 規定のような、何日までいいよというところがないのかという御質問でございますけれども、当然、職員としてお勤めいただいているということもございますし、それから、給料がカットされるということもございますんで、1か月全てをお休みになると、当然、どういいましょうか、給料が入ってこないという現実もあります。やはり、生活、こうやって年金の支給が、当然、定年年齢が延長になりますと年金の支給もそれだけ先になりますので、そういった意味では、あとは生活と、それから収入のバランス等をそれぞれ見られて取得されるのではないかなというふうに想定はいたしております。 ○議長(藤原 充博君) 13番、大垣議員。 ○議員(13番 大垣 照子君) 今の定年延長になるということになりますと、今、休むことも、1か月のうちに自分の休みたい時間を設けるということはいいことだと思いますが、例えば、有給制度なんかはどういうふうな扱いになるんでしょうか。同じように、例えば1年勤務したら1年間幾らというふうな、日数があると思いますけれども、それは変わらずいただけるんでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) 江角総務課長。 ○総務課長(江角 啓君) 定年延長になりましても、退職されなければ当然その年齢までは職員としてお勤めいただくわけですので、役職としては、先ほど言いますように、非管理職に役職定年していただくということにはなりますけども、そこら辺の給与面、それから、失礼しました、待遇面ですね、こういったことについては変更がないというふうにお考えいただければと思います。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第66号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第67号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第68号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第69号について質疑を行います。質疑はございますか。  9番、内田雅人議員。 ○議員(9番 内田 雅人君) 奥出雲町の児童生徒の医療費助成条例の一部改正ということで、15歳から18歳にするということで、糸原町長の選挙でも掲げられた公約だと思っておりますし、早速これを実施されるということ、具体的な条例が今回出てきたと思います。  非常にいいと思いますが、私がちょっとお聞きしたいのは、第2条のことで、対象です。これは、目的としては、子育てに、第1条にそれ書いてありますけども、子育てに伴う保護者の経済的負担の軽減ということですね。第2条でその対象がありますけども、奥出雲町内に住所を有している者、その児童生徒が奥出雲町内に住所を有している者ということで、これまでは中学生までだったのでよかったと思いますが、高校生も対象になるということで、例えば、親は住所がこちらにあると、だけども、本人は学校の関係で住所を移したという場合は、この条例ですと対象にならないと思います。親は当然奥出雲町に税金を納めているわけなので、これが支援にならない、この場合は子育て支援にならないというのがどう考えられるのか。私は、これは対象にすべきではないかなと思います。今、どれぐらいそういう方がいらっしゃるか分かりませんけども、これからも出てくる可能性はありますし、これを定めるのがどうかと思います。逆にこれを、奥出雲町内に住所を有している者が対象になるということであれば、横田高校の寮生がこちらに住所を移した場合も対象になるということは、それは非常にいいと思うんですけども、逆の場合ですね。こちらに高校生になって住所を移したという場合が、もしあった場合が対象にならない。親さんはこちらにいらっしゃって税金を奥出雲町に払ってるんだけど対象にならないっていうのが、私は、これはちょっと変えたほうがいいんじゃないかなと思って質問させていただきました。その点はどうお考えでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) 吉川こども家庭支援課長。 ○こども家庭支援課長(吉川 明広君) ただいまの御質問にお答えをいたします。  子供さんが町内に住所を有しない場合、この場合は該当が何人かあろうかと思いますが、県内の医療費助成の各市町村の条例のほうを確認しましたところ、ほとんどの条例が、町内に住所を有する、子供さんが町内に住所を有する場合が該当になります。こちらのほうで、奥出雲町のみ保護者の方が住所を有すれば該当となりますと、ほかの条例と重なる部分もございますので、これは各市町村の条例に合わせまして、子供さんが町内に住所を有する場合は該当とするというふうにさせていただきました。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 9番、内田雅人議員。 ○議員(9番 内田 雅人君) 今、課長に説明いただきました。今の解釈をすると、ほかの、県内の、例えば、ほかの市町村はほとんどが18歳を対象と、無料になっているから、奥出雲町はあえてする必要ないという意味なのかなと思ったんですが、県内ならそうだと思いますし、県外という場合がもしかしたら出てくるかもしれないですけれども、もし、この15歳までしかやらないとか、もっと下の対象しか、移された自治体が医療費助成がない場合は支援にならないということが出てくるんじゃないかなと思うんですけど、これ、委員会付託なので、教育福祉のほうでしっかりやっていただきたいと思いますが、私が発言できるのは今日と最終日だけなのでお聞きしているんですけれども、その点はどういう、いろんなケースがこれ出てくるのかなと思いますけど。条例、方向性としては非常に私はいいと思うんですけども、ちょっと子育て支援、町内に親御さんいらっしゃるのにできない場合が出てくる可能性があるんじゃないかなと思うんですけども、その点はいかがですか。 ○議長(藤原 充博君) どうされますか。誰が答えられます。  糸原町長。 ○町長(糸原 保君) 議員御指摘の事例が生じるのではないかということも私も議論をしました中でも。現時点、趣旨からすると、重複するっていうこともあったら、基本的には居住していただいている地域での助成が優先になろうかということと、もう一つは、実際に、今度は子供さんの各それぞれの居住を追っていかなきゃいけないということも正直ございまして、現行どれだけそういった方が実際にこれから出てくるかというところがちょっと想定できないということと、私も、それだけの事務量自体も勘案して、現在のところ、こういった提案が望ましいだろうということで提案させていただいたところでございます。これから、付託の中で、委員会のほうででも議論をいただいて、町としては、現住所が置いていただいているということで対象とするということでしたものでございます。現在の提案の考え方は、そういうことでございます。 ○議長(藤原 充博君) 11番、川西議員。 ○議員(11番 川西 明徳君) 私は、担当常任委員会の委員長でございますが、ちょっと発言を許していただきたいと思います。  本来、条例を制定されるときに、疑義が必ず生じます。したがって、その他の条例については、町長が認めるとか決裁するとかというふうな案文になっております。今度は、小委員会にそういった法的な解釈が可能かどうか分かるようにしておいてください。 ○議長(藤原 充博君) 回答は。 ○議員(11番 川西 明徳君) 回答、じゃあ。 ○議長(藤原 充博君) 要望ですか。 ○議員(11番 川西 明徳君) いや、要望違う、してください。駄目だとかいいとかいうのを、小委員会できちんと入れるようにしておいてください。 ○議長(藤原 充博君) いいですか。  ほかに質疑はございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第70号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  お諮りをいたします。ただいまの議案第64号から議案第70号までの7議案につきましては、会議規則第39条第1項の規定により、所管の常任委員会へ付託をいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、議案第64号、議案第65号、議案第66号、議案第67号及び議案第68号につきましては、総務経済常任委員会へ、議案第69号及び議案第70号につきましては、教育福祉常任委員会へ付託をすることに決しました。  ここでしばらく休憩といたします。10時50分から再開いたします。            午前10時38分休憩   ───────────────────────────────            午前10時50分再開 ○議長(藤原 充博君) ただいまの出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第11 議案第71号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第11、議案第71号、奥出雲町の特定の事務を取扱う郵便局の指定の取り消しについてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  永瀬町民課長。              〔町民課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第71号 奥出雲町の特定の事務を取扱う郵便局の指定の取り消しについて   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) これより質疑を行います。質疑はございますか。  ないようでございますので……。  6番、田食道弘議員。 ○議員(6番 田食 道弘君) 郵便局の指定の取消し、コンビニに移行するということは、内容的には理解できます。それで、執行部から資料を頂いておりますものを見ますと、現状、昨年の取扱いを見ますと、阿井が30件、馬木が28件ということで、町内の9地区の中で、阿井、馬木が飛び抜けて郵便局での交付申請多いわけです。やはり、仁多庁舎、横田庁舎から遠いところの利用が多いわけです。もともと過去の経過から考えますと、各地区公民館、コミュニティセンターで取扱いをされていた交付申請、これが、たしか今やってないと思うんですけども、その代わりに郵便局が便利でいいということで入ったような気がしております。システム上のことですので、郵便局は取り消しされてコンビニのほうでということは、よく事情は分かりますけども、しかしながら、そうやって利用される実態としてあったわけですので、その方々にわざわざコンビニや仁多庁舎、横田庁舎に出かけるというのは酷な話でありますので、サービス低下を招くことは必須でありますので、何か、各地区の公民館、コミセンあたりで交付申請に代わるもの、準じたものができるような道も検討、実施をしていただきたいと思いますが、その辺はどうでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) どちらですか。  永瀬町民課長。 ○町民課長(永瀬 克己君) ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  今回の郵便局の取扱いがなくなるということで、コンビニへの移行ということで、機器の更新が難しいということで今回出させていただいております。コンビニ移行の前段のところで、各公民館での部分も検討はさせていただいたところですけれども、これについては、時間外での対応ということもなりますし、職員等が少ないというところで、また、申請業務となりますと、秘匿性も確保しないといけない部分で、通常のファクスではない形でのやり取りと、また、現金のやり取りというところも出てきますので、現状では、各公民館で今やっている部分の移行というのは難しいというふうに判断をさせていただきました。今回、コンビニに出かけるということで、非常にお手数になるかなというふうには思っておりますけれども、在宅の方が郵送での申請、受け取りというところへの対応ですとかいうところは継続させていただきますし、その部分を御理解いただいて、コンビニ移行での対応ということでお願いをさせていただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにありませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  お諮りをいたします。議案第71号につきましては、会議規則第39条第1項の規定により、所管の常任委員会へ付託をいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、議案第71号につきましては、教育福祉常任委員会へ付託することに決しました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第12 議案第72号
    ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第12、議案第72号、公の施設の指定管理者の指定について(船通山研修宿泊施設)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  石原耕司まちづくり産業課長。            〔まちづくり産業課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第72号 公の施設の指定管理者の指定について(船通山研修宿泊施設)   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) これより質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  お諮りをいたします。議案第72号につきましては、会議規則第39条第1項の規定により、所管の常任委員会へ付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、議案第72号につきましては、総務経済常任委員会へ付託することに決しました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第13 議案第73号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第13、議案第73号、土地改良事業の施行についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  松原建設課長。              〔建設課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第73号 土地改良事業の施行について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) これより質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  お諮りをいたします。議案第73号につきましては、会議規則第39条第1項の規定により、所管の常任委員会へ付託をいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、議案第73号につきましては、総務経済常任委員会へ付託することに決しました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第14 承認第17号 ○議長(藤原 充博君) 日程第14、承認第17号、専決処分の承認を求めることについて(令和4年度奥出雲町一般会計補正予算(第10号))を議題といたします。  それでは、提案理由の説明を求めます。  杠企画財政課長。             〔企画財政課長説明〕   ───────────────────────────────  承認第17号 専決処分の承認を求めることについて(令和4年度奥出雲町一般会計補正予算(第10号))   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を行います。承認第17号に対する質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  これより承認第17号について討論を行います。  討論がございましたら本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、承認第17号について討論を終わります。  これより採決を行います。  承認第17号、専決処分の承認を求めることについて(令和4年度奥出雲町一般会計補正予算(第10号))を採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、承認第17号は、原案のとおり可決されました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第15 議案第74号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第15、議案第74号、令和4年度奥出雲町一般会計補正予算(第11号)提出についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  杠企画財政課長。             〔企画財政課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第74号 令和4年度奥出雲町一般会計補正予算(第11号)提出について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) これより質疑を行います。議案第74号に対する質疑を行います。質疑はございますか。  5番、小田川謙一議員。 ○議員(5番 小田川謙一君) 5番、小田川です。ただいま提出された議案の前提となります、仁多地域統合小学校の建設予定地については、令和4年3月定例会にて、奥出雲町議会学校再編・再開発特別委員会より中間報告を行うまでの段階で、町執行部より提案された内容から、変更された点やより明確になった点があります。4月1日付にて学校再編推進課が新設されました。また、9月には、勝田前町長から糸原保新町長へも替わられます。その間、横田地域においては、令和7年4月に小学校を統合することが決定し、仁多地域においては、令和7年4月統合が困難との判断から、令和8年4月の統合を目指すという方向で進められてきました。先般、糸原町長より、仁多地域統合小学校の建設地の判断について、決断するに至った理由を、教育環境、中学校生徒への影響、三成連担地のまちづくりの視点、事業予算と投資額の視点から、明確に文章化した丁寧な説明を受けました。三成小学校、布勢小学校の児童の安全対応を急ぎ、将来的な財政負担の軽減を見据えた町民体育館との併用施設の建設等、納得できる内容でありました。結果論ではありますが、このような対応が早い段階で行われていればと思うのは私だけではないのではないでしょうか。  そこで、今後の取組についてでありますが、奥出雲町の将来にとって重要な要素を占める三成連担地のまちづくりについて、町民が明るい希望を持てる構想実現のために、地域住民の皆様はもとより、各方面からの意見、要望をどのような形で集約し、目指す方向を決めていかれるのか伺います。以上であります。 ○議長(藤原 充博君) 糸原町長。 ○町長(糸原 保君) 質問にお答えをいたします。  三成地域、連担地のまちづくりの今後のスケジュールについてでございます。このたび御説明をさせていただき、何とか皆さんに合意、同意をいただきたいという思いで御説明をさせていただいておりますが、この三成まちづくりについても、これも早く、こういった住民の皆様ともお話をしていくということを行いたいと思っております。具体に言いますと、考えておりますのは、都市再生特別措置法というのがございまして、それに位置づける立地適正化計画というものがございます。三成地域につきましては、都市計画区域内でございまして、そういった法定計画等も策定を見据えながら、これからやっていきたいと思って、住民の皆様、学識の皆様、そして、あらゆる方面の皆様に賛同いただけるように、そういった、まずまちづくり計画をつくっていきたいと考えております。この計画に関しては、国の計画策定に関しても、国の補助制度がありますので、そういったものも活用しながら、早期に予算要求のところも、ちょっと県庁とも相談をさせていただきまして、県とも相談をさせていただきまして、準備にかかりたいと思っております。その中で、今、これも、この考え方でもありますけれども、どうしても地方の都市の部分は、都市のスポンジ化といいまして、人口密度もだんだん少なくなってきているということで、そうしたものも考えて、これから町なかへの、どうやったら人を誘導していけるのか、そして、居住を誘導していく地域というのも、そういったものも計画の中で考えながらやっていければなというふうに、私のところでは今考えているとこでございますので、いずれにしても、まちづくりのほうの進めるというのも、これから学校再編についても急いでやっていかなければいけませんが、まちづくりのほうも並行して話を進めていきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。  9番、内田雅人議員。 ○議員(9番 内田 雅人君) 最初に町長が提案理由の説明でおっしゃいましたように、三成小学校敷地で進めたいという判断をされたということです。議員会のほうでも詳しく説明をいただきましたけども、教育、まちづくり、早期の統合、また、財政負担、様々な要素、それを考えた上での判断ということで、私も大いに納得するものでございました。これまでこれに関しては、本当に紆余曲折がありましたけども、やっと前進するという思いでございます。今日、これが即決の議事日程になったこともよかったと思います。これが即決でなければ、最終日までいけば、3か月、代替校舎の建設がずれるという説明もありましたけども、即決という議事日程になってよかったと思います。  まず、この代替校舎の予算が2億9,000万円ということで説明をいただいております。今回の安全対策の、代替校舎の整備が1,500万、プールの解体が4,200万。これがちょっと具体的にどういったところまでできるのかっていうところもお聞きしたいと思いますし、もう一つ、やはり、議員会で町長、詳しく説明いただきましたけども、やはりこの本会議場で、やはり詳しく、先ほど提案理由の説明でありましたけども、もっと、実際詳しい内容で説明されましたけども、その判断された理由ですね。やはり傍聴、あるいはテレビ放映がある、また、議事録にも残る本会議場で、その思いであるとか、理由をおっしゃっていただきたいなという、そのほうがいいんじゃないかなと私思います。やはり、これだけ長い期間かかっておりますので。それで、また、その理由について、まとめられたものもありますが、それの、どういうふうに、それもやはり公開をされたらいいと思いますので、そういったこともどういうふうにされるのか、そういう点もお聞きしたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) どうですか。質問というか要望ですけども。  糸原町長。  先にそっちがやる。  高尾学校再編推進課長。 ○学校再編推進課長(高尾 昭浩君) まず初めに、プールの解体について御説明させていただきたいと思います。プールの解体費は3,000万を見込んでおりますけども、プールのほかに隣に池がございます。それを併せて整地をして、その跡地に仮設校舎を建設したいという考えでございます。現在の進捗の考えでございますけども、設計を速やかに、解体の設計400万見込んでおりますけども、その設計が進みましたら速やかにプールの解体を3月中には終えて、4月から速やかに仮設校舎を建設したいというスケジュールで進めさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 糸原町長。 ○町長(糸原 保君) それでは、意見をいただきましたので、少しお時間をいただきまして、今回、仁多地域統合小学校の建設地の判断に至ったことに関して、私の思いをもう少し付け加えさせて、御説明をさせていただきたいと思います。今回、私は、今提案理由にも御説明をさせていただきましたですが、町長として三成小学校敷地にしたいという判断をさせていただきました。また、起債などの財政上の見通しが立てば、当初はそのまま利用しているとしておりました三成小学校の屋内運動場を、これを町民体育館兼用、これが1,200平米程度のものとして小学校敷地にて改築し、そして、町民体育館跡地を要望の強い三成地区の今後のまちづくりに活用していただきたい、活用する方向でいきたいということで御提案をしたものでございます。これまで議会の皆様から、また、保護者、各校区別協議会をはじめとする仁多地域の皆さんの強い思いをそれぞれ考えた中で、令和8年度の仁多地域の統合小学校の開校、また、教育環境、安全環境、まちづくり、工期、整備費の面から、総合的に考えて現在の三成小学校にて建築することが、私は望ましいと判断をしたところでございます。  この件について、決めた理由というのを個別に少し説明をさせていただきます。まず、子供たちの教育的な学びの視点でございます。私は、町長に就任した以来、各小・中学校の校長先生にもお話を聞かせていただきました。仁多地域、横田地域、全ての小学校の校長先生、中学校の校長先生にもお聞きをしたところでございます。その中では、やはり、子供たちのことを第一に考えてほしい、そういう思いでございましたし、その視点としては、大人の見守りや町へ出かけての学びの重要性、役場、公民館、カルチャープラザの図書室でありますと、放課後児童クラブ等への利便性といったこと、そして、小学生の低学年の体力的な負担や安全性、そういったものを考慮して、全ての学校長の皆さんが三成小学校を適地にしてほしいという意見がございました。私は、広い範囲でお話を聞くことは大事でありますが、まずは教育現場全ての、現場で担当しておられる、教育を実際に携わっておられる責任者の校長先生の意見、こういったものを重く受け止めたところでございます。まず、それに時間的な、子供たちの社会教育、特に低学年の小学生さん等は街へ出かけての体験というのも多いということでございまして、そうした中で、1時間がどうしても45分しかない授業の中で、いろいろ出かけたり校舎へ帰ったりと、そういった移動時間等も考慮して、そうしたところも考慮したところでございます。また、再度の、私も三成小学校の現敷地案、そして、また中学校案、これもそれぞれ本当に見直しをして、本当にどちらを建てるにしても一番最適なんだろうと、そして、今までの議論の中でお話があった中でも、それぞれの学校の配置とか、そういった部分を見直しまして、その中で、やはり三成小学校の敷地もできるだけ多く取れるように、そういった配慮もしながら、考えながら、現三成小学校の敷地でも、今、現在ある町内の小学校の中でも、最大の6,000平米程度のグラウンドは確保できるとしたことからでございます。  また、義務教育学校や小中一貫校という御意見もいただいておりました。私も小中一貫校、こういった取組というのは非常に大事だと思っております。奥出雲の子供を育てていく、そういった中では、やはり小中一貫校の考え方というのは私自身も大事だと思っております。その中でも、考えましたが、小中一貫校というのは、一体型の校舎でなくても可能であり、既に小中一貫校を導入している松江市にありましては、義務教育学校として運営している玉湯学園、八束学園を除いて、中学校区を単位した複数の小学校を束ねた形の施設分離型の小中一貫校いうのも実際に行われております。義務教育学校のメリットというのは、実は、中1ギャップと言われる中1の壁、その緩和、また解消、そして、系統性を意識した小中一貫教育、異学年の交流、こういったメリットは確かにあると、メリットも大きいと思っております。しかし、小学生低学年への配慮でありますとか、小学生高学年のリーダーシップ、5年生、6年生になったとき、自分たちが最上学年として下級生の面倒を見たり、学校を本当に運営していったりと、子供たちの目で運営していったりという、そういうリーダーシップを醸成していくことも、これも大事かなと私は思っております。また、これから受験を控える中学生、また、テスト期間と、そういったものへの配慮ということも考える必要もあると考えたところでございます。また、施設整備については、中学生や、もちろん小学校相当のゾーンと、そういったゾーニングはやはりきちんとしなければいけないということもございまして、一緒にすることの施設整備的なメリットというのもそう多くない、なかなか出てこないということがありました。また、教員の配置ということで、実際には小・中両方の免許を持つ教員を配置する必要がございますが、これもなかなか確保していくということは非常に困難かなという部分もございました。確かに教育的な負担につきましても、例えば中学生上級生、中3の子の、例えば国語、数学を教えた後で、また、すぐ小学生低学年の、また、国語、算数を教えていく、そういった本当に質の高い、先生もかなり高度であり、また負担を願うことになります。また、義務教育学校の場合、小学校、中学校の両方免許を持って両方教えるということで、教員の数を減らすというメリットもあるかもしれませんが、私としては、奥出雲町内に、校長先生の数も含めて、できるだけ多くの教員の方を確保したいと、そういう思いもございます。なかなか小中一貫義務教育という部分のとこは一足飛びにはいきませんが、まずは現教員の皆様には、これから統合する小学校のそれぞれの子供たちが早く一体となって授業ができて、いろんな体験や挑戦ができるように、そこのところに専念していただきたいという思いでおります。  あと、結果的に先行しております横田地域につきましても、これも中学校、小学校1校となるということで、諸課題はありますが、比較的同じ教育環境になるということで、奥出雲町全体としては比較的やりやすい環境になっていくのではないかと思っております。両地域同等な教育環境による施設分離型の小中一貫教育を見据えて、地域の皆様と一緒になって、そういった文科省が推奨するようなコミュニティ・スクールといったものも取り組んでいけるというふうに思ったところでございます。そして、統合の時期につきましても、奥出雲の小学校統合は、町の進め方の、私どもの進め方、これまでも大変議会の皆様にも、また、地域、保護者の皆様にも、長年いろいろ進め方の問題もあり御負担をかけてまいりましたが、ここに当たって、さらにまた中学校の統合というようなことで話を戻し、いろいろまた議論をして時間をかけて、そういったことをしていくということは、私は教育目的のほうもある程度、今整理ができるのを先ほど説明させていただきましたことで、ある程度皆様の御理解がいただけるなら、これから耐震で、三成、また、布勢の小学校では耐震で急がれる事情もございまして、今、この時点で判断して統合に向かうということがいいのではないかということで、私としての判断をさせていただいたところでございます。また、中学生の工事中への影響というのも、これも大規模造成工事がこれから始まり、そして、そういった中での受験等を控えた中学生への影響、そういったものもいろいろ考慮しまして、そうしたことも考慮したところでございます。もちろん、仁多中学校のレッド解消といったことは、これは進めていかないといけないと思っております。  あと、まちづくりの視点でございます。私の思いとしても三成の地区のまちづくり、こういったのは進めていきたいというのは、就任当初からも、その前、現職の頃からも、まちづくり等については私も思いがありましたので、思っておりました。そうした中で、これも一定の投資をしていく必要があるというふうに思っております。しかし、まちづくりを進めていくというのは、なかなか町長の意思だけで進めていける、そういうものではありませんで、地域の皆様、住民の皆様とも話し合って合意を、そういった合意を基に進めていかなくては実際のところができないということでございます。三成の中心地に商業施設をと、そういったお話も、貴重な意見もいただいております。また、複合施設を設けたらいいのではないかと、そういった御意見もいただいております。アンケート等も三成の地区ではしていただきまして、大半の皆様が、やはり小学校を中心としたまちづくりをという思いもかなりの思いがございました。そうしたものも勘案をして、学校のみならず、町民体育館や要望のあります若者定住住宅でありますとか、既存の商業施設などをうまく配置した計画をつくって、進めていくということが重要だと判断したところでございます。そうするに当たり、現三成小学校の敷地での町民体育館兼用、運動場含む小学校建設をということで、そういった部分も考えてやれば、何とかいいまちづくりがしていけるんじゃないかというふうに思ったところでございます。現町民体育館も、耐震上の問題もありまして、こうしたとこも、トータルで考えればやらなければいけないというとこでございますので、そうした中で、これから三成地区の皆様と、また、周辺の地域の皆様、そして、学識の皆様、内外の皆様も取り込んだところで、よりよいまちづくり計画をつくり、そして、それに向かって進めていきたいと思っております。そうした計画を立てて、補助制度も活用しながらやっていければなと思っております。  最後、事業予算、投資額の視点でございます。私のほうで考えたところで、実質的な町負担が極力少ないほうというところを考えたとこもございます。これは、もちろん学校であれば、お金自体のところと、必要な額というのはかけなければいけませんが、極力、補助事業でありますとか、有利な起債事業、財源を活用して、そうした中でも、そうしたいろいろな財政負担のとこも考えた結果でございます。特に、造成工事が、基本的に造成工事が多くて大きな額となりますところにつきましては、現在、今の段階でも、様々な自治体で、庁舎整備でありますとか体育館の整備を進めておられますけども、これもかなりの経費の増加が出てきている状況がございます。この段階で、今時点で経費の増が見込まれる可能性があるというところは、私としてはなかなか判断ができなかったという部分のとこで、財政上のところも深く考えたということで、極力いろんな財源がいただける、そして、総合的な経費の負担も少なくて済むのではないかというほうのことも考えさせていただきました。体育館のことに話が戻りますが、これから統合すると、学校自体が、学校に附属する体育館もそれぞれ町民体育館として維持管理をしていかなければならないということで、総合的に、これから体育館自体を増やしていくということは、今現在で考えられないという部分のところもありまして、そういったことも考えたところでございます。  以上のところ、教育、まちづくり、早期の統合、そして、財政的な負担ということを私なりに考え直し、そして、職員にももう一度こういったところから考え直してくれということで、ここまで皆様に御理解をいただくまでにすごく時間をかけて申し訳ございませんでしたが、何とか整理をして、そして、地域の皆様に愛されて、本当にいい小学校ができるように、職員一同、そして、皆様の理解を得ながら、地域のまちづくりと一緒になって進めていきたいと、そういう思いでございます。お時間いただきありがとうございました。 ○議長(藤原 充博君) ほかに質疑はございませんか。  8番、景山利則議員。 ○議員(8番 景山 利則君) 今町長さんから思いをお聞きしました。長年にわたって議論がされてきたこの案件が、本日、町長の将来的展望も含めた中で提案をされたということは評価をしたいと思います。一つ私が聞きたいのは、提案の中で布勢小学校について、令和6年、いわゆる編入するという話もございましたが、これまでの校区別協議会の協議の中で、令和8年の統合を待たずに早く編入をさせてほしいという校区もあったわけですが、そうした校区の対応、考え方についてはどのように考えておられるのかお聞きをしたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 糸原町長。 ○町長(糸原 保君) 布勢小学校、まず校区の統合のことでございます。実は今までのこれまでの話合いの中で、耐震対策が急がれる、早く子供たちを耐震性があって安全なところへということで、三成小学校と布勢小学校については仮設校舎を建てて、そして、早くそうしたとこでそういったのをまずは解消してほしいという話もございまして、その方向で話が進んできております。私、このたび、まず、適地を判断する、仮設校舎の位置も含めて判断するに当たって、ここで、もちろん布勢地域につきましては、もちろん現在の、現在位置での仮設校舎、布勢での仮設校舎の建て替えということも、これも、私、まだ否定しているわけではございませんで、ですが、布勢地域につきましては、そういった跡地のこと、そして、そういった複合施設のことということがございましたので、そこのところを私も、それを将来的にずっと放置しておくというわけにもいかない部分とも私としては思いましたので、そういった中で、いろんな総合的な財源的なことも考えて、もしそうした三成への統合というのが前倒しで、なかなか時間をかけて6年という、令和6年ということにはいかないにしても、布勢の地域の皆様の、もし、またここで話を蒸し返すかというようなことがございますが、やはり仮設校舎のことに関しては、これまでいろいろもっといい方法はないのかというのもいろいろ御議論いただいてますし、この際、もう一度、布勢地区の皆様には、非常に御負担を、またここで話を蒸し返すのかという部分もあるかもしれませんが、やはりもう一度ここで将来的なまちづくりのことも一緒に考えて、私としてもいけるのではないかということも含めて、御相談をさせていただきたいということで、今お話を、布勢地域の皆様にはこれからさせていただきたいと申し入れたとこでございます。これで実際のとこ、実質統合が早まるとかというような部分は、まだいろいろ見通しができないところでございます。ですが、やはり仁多地域については、要するに統合自体が8年ということで、1年横田地域に遅れていたということもございまして、そういった中で、もしそういった部分で可能であれば、状況が許す、地域が許していただけるということがあれば、そういったところは私もこれから、その仮設とか一部統合の先行というとこも含めまして、考えていく必要があるかなというのは私も思っております。他の地域の部分のところは、私もそこまで承知しておりませんが、極力今の、これから検討している校舎の中でいけるところであれば、その検討もするべきかなというところは、私自身は今思っているところございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 8番、景山議員。 ○議員(8番 景山 利則君) 今私が申し上げましたのは、そうした校区については、生徒、児童の数がもうどんどん減ってくると、複式になってます、全部ね。その複式自体も、子供の数が少なくてもう大変だという、保護者の強い要望があるわけです。ですので、そうした思いを酌んでいただいて、複式を解消するという課題はありますが、それいち早く解消していただいて、保護者の思いというのをかなえていただきたい。そのことをお願いをしておきたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) ほかに質疑はございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  これより議案第74号について討論を行います。
     討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第74号について討論を終わります。  これより採決を行います。  議案第74号、令和4年度奥出雲町一般会計補正予算(第11号)提出についてを採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第74号は、原案のとおり可決されました。  ここでしばらく休憩といたします。13時00分に再開いたします。            午前11時49分休憩   ───────────────────────────────            午後 0時58分再開 ○議長(藤原 充博君) ただいまの出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第16 議案第75号 から 日程第24 議案第83号 ○議長(藤原 充博君) それでは、日程第16、議案第75号、令和4年度奥出雲町一般会計補正予算(第12号)提出について、日程第17、議案第76号、令和4年度奥出雲町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)提出について、日程第18、議案第77号、令和4年度奥出雲町後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第19、議案第78号、令和4年度奥出雲町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第20、議案第79号、令和4年度奥出雲町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第21、議案第80号、令和4年度奥出雲町合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第22、議案第81号、令和4年度奥出雲町仁多発電事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第23、議案第82号、令和4年度奥出雲町奥出雲病院事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第24、議案第83号、令和4年度奥出雲町水道事業会計補正予算(第2号)提出について、以上の9議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。  最初にお断りをいたします。議案第75号から議案第83号までにつきましては、予算決算特別委員会への付託案件とする予定ですので、提案理由の説明並びに議員各位の質疑は総括的なものにとどめられ、細部については全て予算決算特別委員会において説明と質疑を願います。なお、質問は一問一答にて願います。  それでは、提案理由の説明を求めます。  初めに、杠企画財政課長。             〔企画財政課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第75号 令和4年度奥出雲町一般会計補正予算(第12号)提出について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、石原和夫健康福祉課長。             〔健康福祉課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第76号 令和4年度奥出雲町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)提出について  議案第77号 令和4年度奥出雲町後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第2号)提出について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、千原水道課長。              〔水道課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第78号 令和4年度奥出雲町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)提出について  議案第79号 令和4年度奥出雲町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)提出について  議案第80号 令和4年度奥出雲町合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)提出について  議案第83号 令和4年度奥出雲町水道事業会計補正予算(第2号)提出について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、永瀬町民課長。              〔町民課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第81号 令和4年度奥出雲町仁多発電事業特別会計補正予算(第2号)提出について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 続きまして、中西病院事務長。              〔病院事務長説明〕   ───────────────────────────────  議案第82号 令和4年度奥出雲町奥出雲病院事業特別会計補正予算(第1号)提出について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより質疑を行います。  初めに、議案第75号について質疑を行います。質疑はございますか。  2番、北村千寿議員。 ○議員(2番 北村 千寿君) 4.1.1の出産・子育て応援交付事業、国の事業実施に伴う助成というふうに説明がありました。財源内訳を見ると、国費部分、国県部分が537万5,000円で、一般財源が107万5,000円の支出です。国の事業を5万円で割り戻してもきっちりになりませんので。それと、私、明日の一般質問で関連することを聞く予定にしておりますので、少しここら辺のことを詳しく教えていただくと明日の質問の参考になると思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(藤原 充博君) どちらのほうでやられますか。  石原和夫健康福祉課長。 ○健康福祉課長(石原 和夫君) 御質問にお答えをいたします。  まず、補助率でございますけれども、国が3分の2、都道府県が6分の1、市町村が6分の1という補助率になってございます。また、この事業につきましては、出産・子育て応援交付金ということで事業のほうが進められるようになっておりますけれども、この中には、地域伴走型相談支援、出産・子育て応援ギフトというような大きく2つのメニューがございまして、妊娠から出産、そして子育てまで一貫した伴走型の支援を行うという形の事業でございます。以上で説明を終わらせていただきます。 ○議長(藤原 充博君) ほかに質疑はございませんか。  9番、内田雅人議員。 ○議員(9番 内田 雅人君) 細かい内容は予算委員会でやりたいと思いますけども、今、エネルギー価格高騰ということで、今回、公共施設の光熱費の増額が各施設の分が上がっておりますが、町内の各世帯のこういったエネルギー価格高騰、やっぱり切実なものがあると思うんですが、そういった各世帯の支援というのは、今回、この補正予算には見当たらない、上がってないわけですけども、お隣の飯南町は、灯油代、ガソリン代に使えるものを1世帯1万円の補助を決められたということの報道もあっておりますが、奥出雲町のそういった支援の考えはありませんでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) どうされますか、町長ですか、企画財政ですか。  糸原町長。 ○町長(糸原 保君) 今回、この件に関しては、補正案件で上げておりません。ちょっと国の2次補正の状況を見て検討したいと思っております。 ○議長(藤原 充博君) ほかに質疑はございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第76号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第77号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第78号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第79号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第80号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第81号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第82号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第83号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑は終わります。  お諮りをいたします。ただいまの議案第75号から議案第83号までの9議案につきましては、会議規則第39条第1項の規定により、予算決算特別委員会へ付託をいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 御異議なしと認めます。よって、議案第75号から議案第83号までの9議案につきましては、予算決算特別委員会へ付託することに決しました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第25 報告第12号 から 日程第27 報告第14号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第25、報告第12号、令和3年度奥出雲電力株式会社事業報告並びに収支決算及び令和4年度事業計画並びに収支予算について、日程第26、報告第13号、令和3年度奥出雲交通株式会社事業報告並びに収支決算及び令和4年度事業計画並びに収支予算について、日程第27、報告第14号、令和3年度奥出雲酒造株式会社事業報告並びに収支決算及び令和4年度事業計画並びに収支予算について、以上の3議案につきましては、会議規則第37条の規定により一括して議題といたします。  本議案につきましては、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、地方自治法第221条第3項の奥出雲町の出資法人により、政令で定めるその経営状況を説明する書類が本定例会に提出されております。  報告第12号から報告第14号まで、順を追って担当課別に提出書類の説明を願います。  最初に、報告第12号について説明を求めます。  永瀬町民課長。              〔町民課長説明〕   ───────────────────────────────  報告第12号 令和3年度奥出雲電力株式会社事業報告並びに収支決算及び令和4年度事業計画並びに収支予算について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 永瀬課長、先ほど全般の状況いうのを説明されましたけども、この決算報告書の内容とは非常に違っているようなイメージを、いわゆるこの決算報告書を、より詳細な説明をされましたけども、そこの辺はどういう考えですか。一応、報告書はそれぐらいの説明をしてもらわないと困るわけです。報告書より、より詳しい説明をされるのは、どういうことですか。
     ぜひ、今発言された内容を報告書に改めて提出してください。よろしいですか。 ○町民課長(永瀬 克己君) はい。 ○議長(藤原 充博君) 続きまして、報告第13号、報告第14号について説明を求めます。  石原耕司まちづくり産業課長。            〔まちづくり産業課長説明〕   ───────────────────────────────  報告第13号 令和3年度奥出雲交通株式会社事業報告並びに収支決算及び令和4年度事業計画並びに収支予算について  報告第14号 令和3年度奥出雲酒造株式会社事業報告並びに収支決算及び令和4年度事業計画並びに収支予算について   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提出書類の説明を終わります。  ここで10分間ほど休憩をいたしたいと思います。14時20分に再開いたします。             午後2時08分休憩   ───────────────────────────────             午後2時18分再開 ○議長(藤原 充博君) ただいまの出席議員数は14名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。  先ほど報告のありました奥出雲町の出資法人についての質問を許します。  質問は、提出書類から読み取れる範囲とされ、個々の勘定科目内容など、詳細な質問は後日、各担当課に直接お尋ねください。  なお、議員各位におかれましては、申合せのとおり簡潔明瞭な質問等に御配慮願います。また、課題のある法人に関しては、議員会、各常任委員会での御意見を参考にし、後日、詳細な内容や説明を別の機会を設けて確認したいと思いますので、御承知お願いいたします。  最初に、報告第12号について質問を行います。質疑はございますか。  13番、大垣議員。 ○議員(13番 大垣 照子君) 3ページの貸借対照表のところですけれども、売掛金が前年度比すると随分大きくなっておりますが、売掛金も未収入金もですけれども、この大きくなった原因って何かあるんでしょうか。お聞かせください。 ○議長(藤原 充博君) 永瀬町民課長。 ○町民課長(永瀬 克己君) ただいまの質問にお答えをさせていただきます。  未収金、売掛金の金額が昨年と比べて多くなっているという部分かなというふうに思っています。未収金につきましては、決算期が9月末というところで、1か月分についてまだ徴収ができていないという金額です。これについては、電力量が上昇しておりまして、その部分、金額的には昨年度より上がっているというところでございます。基本的には、単価が上がってきているために金額が上がってきているという状況でございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) よろしいですか。 ○議員(13番 大垣 照子君) はい。 ○議長(藤原 充博君) もう終わり。よろしいですか。 ○議員(13番 大垣 照子君) はい。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。ありませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、続きまして、報告第13号について質問を行います。質疑はございますか。  13番、大垣議員。 ○議員(13番 大垣 照子君) 何ページかな、1ページのところの事業報告のところですが、前年度と比べると運転手さんが1人減っていらっしゃいまして、20名ですけれども、車両は22台と変わっておりませんが、ここら辺はうまくローテーションを組めてますでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) 石原耕司まちづくり産業課長。 ○まちづくり産業課長(石原 耕司君) 御質問にお答えをいたします。  先ほどの従業員数につきましては、議員御指摘のとおり昨年より減少しているところでございまして、会社のほうもかなり運転手さんが不足しているという話を伺っておりまして、車両は22台ございますけども、通常の定期運行、それから貸切り輸送、バランスを見ながら運転をしておられるところでございますけれども、非常に厳しい状況であるということを伺っておりますので、役場のほうとしましても、この辺りについては昨年の4月に乗務員のベースアップ等も行ったところでございますけども、町としましても今後も乗務員の確保に向けて一緒になって取り組んでいきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。  13番、大垣議員。 ○議員(13番 大垣 照子君) 今、答弁の中で、社員さんというか、運転手さんのベースアップをやったということでございますが、どれぐらい上げられたんか分かりませんけれども、確かに厳しい、いろいろな面で厳しい現実があると思います。ただ、やはり働いている人の立場に立つと、やはり賃金というのは大切なものでございますので、どのぐらいアップされたか分かりませんが、もう少しやはり、皆さんが喜んでいただけるところまでなかなか行かないにしても、もう少しベースアップをしてあげていただきたいなと、そうすれば、やっぱり若い人でも運転手さんとなって入ってくれる人が出てくるかもしれませんので、そこに希望をつなぐためにも、そういう形を取っていただけたらなというふうに思います。町長いかがでしょう。 ○議長(藤原 充博君) 糸原町長。 ○町長(糸原 保君) 奥出雲交通の賃金ということで、のアップということでございます。これは、実は私も経営の状況を見て、直接、そもそもが収益が難しい会社で、収益性を出すことが難しい会社でありまして、非常にここについては、直接、町民負担、町民の皆さんに負担をいただくような形になります。そこのところは、個別の給料の体系をもう一度私も確認をさせていただきまして、現状、今、働いている皆様の職場環境の改善ということも図りながら、これから若い方も入っていただけるように、また、学校再編のこともありますけれども、これからやはり子供の送迎のバスの関係の人員の確保ということも図っていかなきゃならないということも含めまして、検討してまいりたいと思っております。 ○議長(藤原 充博君) ほかに質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、続きまして、報告第14号について質問を行います。質疑はございますか。  4番、内田裕紀議員。 ○議員(4番 内田 裕紀君) 奥出雲酒造の決算報告の件なんですが、コロナ禍とはいえ、この3か年の決算は非常に厳しい状況になっております。特に、損益計画書の棚卸資産についてお聞きします。まず、7ページ、もしくは分かりやすいのが17ページの3期の比較表を見ていただいたほうが分かりやすいと思いますが、棚卸し、期首期末が95期が9,600万、大体期末も9,600万、96期が期首が9,600万、これはいい、期末が7,890万、97期に至っては7,890万が5,800万と2,000万も落ちておる。はっきり言ってこの3年間で4,000万も落ちている、棚卸しがですね、状況になってる。これが精査されたのかどうか。  もう1点、質問します。同じ棚卸しで、令和4年度の計画におきまして、これは、何ページか、15ページですか。これが、令和3年度の期首の棚卸しの金額が入ってるんじゃないかと思うんですが、そうすると、全部が変わって、なぜこういうことを言うかと、この3か年で6,000万もマイナスがなってる。もうすぐ、このまま行くと、多分資金繰りが大変になると思う。そういったところを見られてどういう判断をされてるのかお聞きします。 ○議長(藤原 充博君) 石原耕司まちづくり産業課長。 ○まちづくり産業課長(石原 耕司君) 御質問にお答えをいたします。  先ほどの期首商品の減ということでございますが、これについては以前、社長のほうからも棚卸資産はできるだけ落とすようにというようなところもあって、基本的に在庫はあまり抱えないほうがいいということで進めておりますが、ただ、棚卸し在庫につきましては、酒造でございますので、なかなかお酒はすぐ造れませんし、当然、商品も切らさないことが大事でありますので、その辺りについても在庫の管理というところが非常に重要ではないかなと思っておりますが、前期に比べて2,000万ぐらい落ちてるというところでございますので、この辺りについては、その辺りちょっと御質問の回答になってないかもしれないですけども、管理をしていきたいというふうに考えております。以上でございます。すみません、ちょっと内容が、すみません。(「令和2年度」と呼ぶ者あり)令和2年度っていうことは、90……。 ○議長(藤原 充博君) 4番、内田裕紀議員。 ○議員(4番 内田 裕紀君) すみません、ちょっと分かりにくかったかもしれませんが、令和4年度、15ページの計画の期首の棚卸しが、令和3年度の棚卸の金額、7,890万じゃないかなと思いますが、これ全然違ってくるかと思うんです、この計画自体がですね。この厳しいときに同じような計画出されるとちょっと問題じゃないかな思いますが。お聞きします。 ○議長(藤原 充博君) できますか。  石原耕司まちづくり産業課長。 ○まちづくり産業課長(石原 耕司君) 先ほどの、すみません、御質問についてお答えいたします。  事業計画の令和4年、期首棚卸し高が7,893万いうことで96期が入っているというところで、御指摘のとおり、本来であれば97期の5,820万というところが入らないと数字的にはおかしいというふうに考えておりますので、ちょっとこの辺の2,000万と、その辺ですね、その辺りの……。 ○議長(藤原 充博君) 4番、内田裕紀議員。 ○議員(4番 内田 裕紀君) すみません、えらい難しいこと言ってすみませんが、あくまでもこれは先ほど課長が言われた、7,890万が5,800万の間違いだと思うんですが、ここだけ違ってもしようがないんですよ。この収支計画自体がおかしいんじゃないかということを言ってるわけでして、そこをやっぱりきちっと直していただかないと、今、6,000万も繰越損失が出ております。もうすぐ、多分、言い方悪いんですけど、資金繰りが大変になってくるんではないかと、債務超過に近づいてくるような状況でございます。今の棚卸しも一緒なことでして、一番そこが左右されるところなんですよ。もう少し精査していただいて、きちっとした事業計画を酒造の経営者の方に言ってほしいと思います。よろしくお願いします。以上です。 ○議長(藤原 充博君) 糸原町長。 ○町長(糸原 保君) 先ほどの御指摘のところしっかり見まして、要するにこういった状況になって、また同じような計画をしてもいいのかということもございますので、そこら辺のとこもしっかりと経営の状況を見ていかなきゃいけないと思っております。ありがとうございます。 ○議長(藤原 充博君) この件につきましては、非常に今後の経営を左右するもので重要なことだと思います。先ほど私のほうから申しました、課題のある法人に関しては、議員会、各常任委員会での御意見を参考にし、後日、詳細な内容や説明を別の機会を設けて確認したいというふうに、発言を皆さんにしておりますので、ぜひ今度各常任委員会が開かれますんで、その辺の内容のことを一応御意見をお聞かせください。それによって、議員会等に、担当の経営者の責任者は来ていただいて、詳細なる説明をしていただくような形を取りたいと思います。  11番、川西議員。 ○議員(11番 川西 明徳君) 議長が言ってしまって、発言しにくいですけども、去年の実績、伺いました。 ○議長(藤原 充博君) マイクが入ってますか。 ○議員(11番 川西 明徳君) ええ、入っておりますけども。  97期の報告、伺いました。外的要因、特にコロナで大変でしたという報告をいただいております。今度、計画書を見ますと、実はその7期の販売状況を、ここ特有な表現ですが、外部営業というようなことを表現しておられますが、恐らく営業活動のことの表現だと思います。6割近くがその実績だというふうに数字には出ております。事業計画、98年度を見ますと、営業方針の中に、新規取引先拡大、それから当然、販売数量を大きくするということが書いてございます。それから、その中で経営体制について書いてございます。要するに、ランニングコスト下げて収益を増やすってやなことでございます。当然の、企業としては当たり前のことを書かれてあるとは思いますが、本当に今の6割のある営業実績を、何%かっていうことは置いて、本当に拡大することが可能の計画が立てられてるか。特に私、気になったのは、経営理念の中の、企業活動を通じて地域社会へ貢献すると、このことを具体的にはどうでしょう、今まで恐らくこういうふうに出ておったと思いますが、何かちょっと浮ついた表現になっております。先ほど、後日の委員会等で詳細にその辺を聞けということでございますけども、担当課長で理解できてるところがあれば、お答えいただきたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 川西議員、担当課長さんではちょっと難しいと思います。会社の経営状況を、おっしゃったように詳細に、営業体制とかそういうものは多分チェックされてないと思います。話せることがあれば……。 ○議員(11番 川西 明徳君) うちの課長は優秀ですから、答えることは可能であります。 ○議長(藤原 充博君) 話せることがあれば。石原課長。  じゃあ、糸原町長。 ○町長(糸原 保君) このことに関しては、私もこれから責任を持っていく立場になっております。確かに経営の関係、酒造に関しては、少し私も多くを見ながら、社員も見ながら、経営そのものという部分のところを見ていきたいと思っておりますので、今日のところは、詳細なところという部分のところはちょっとお答えにくいとこもございますが、しっかり中身を見まして、精査して、また御報告できるようにしたいと思っております。 ○議長(藤原 充博君) 川西議員、今の返事でよろしいですか。 ○議員(11番 川西 明徳君) ごもっともでございました。 ○議長(藤原 充博君) ほかに質疑はございませんか。  6番、田食議員。 ○議員(6番 田食 道弘君) 私は、決算報告書の1ページのところを見ていただいて、役員構成表が出ておりますけども、ここでは代表取締役が前町長になっております。町長、交代された時点でいいますと、ほかの2つの奥出雲電力、奥出雲交通については、交代されて現町長が代表に就任されております。これまで慣例的といいますか、歴史的に現職の町長がそれぞれの三セクの代表という形を取られておりましたけれども、あえて今回、こういう形で前町長がそのまま残られているのか、あるいは法人登記の関係の手続が間に合わなかったのか、ちょっとその辺り分からないのでお聞きしたいと思います。私はこういった形、勝田前町長というか、町長以外の方がやられるのが法人の独立性を保つという点でいいじゃないかなというふうに思います。いかがでしょうか。 ○議長(藤原 充博君) どっち。糸原耕司まちづくり産業課長。(発言する者あり)いやいや、あっちが先手を挙げられたけん。(発言する者あり)糸原、あっ、すみません、石原です。申し訳ありません。 ○まちづくり産業課長(石原 耕司君) 御質問にお答えをいたします。  先ほど議員御指摘のとおりでございますが、役員の、法人登記の関係でございまして、臨時総会、臨時株主総会、役員登記については10月のところに入ったところで行ったというところで、この決算については9月末ということでございましたので、こちらについては勝田前町長の名前で上げさせていただいたというところでございます。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。  12番、内田精彦議員。 ○議員(12番 内田 精彦君) 報告12、13、14、一緒でございますが、監査報告書のことについてちょっと伺いたいと思います。この監査役さんの職務といいますか、については、会計監査と事業監査、これ、両方の監査役なのか、ちょっとその辺のことについて、この12、13、14、報告に、一緒でございますか。 ○議長(藤原 充博君) 副町長のほうが分かりやすいですか、副町長がよく知ってるんじゃないですかね。  藤原副町長。 ○副町長(藤原 努君) 失礼します。ただいまの御質問でございますけれども、正確にちょっと把握をしてない部分がございますけれども、認識としては、事業監査を含めた監査役ということで御就任いただいてるというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 12番、内田精彦議員。 ○議員(12番 内田 精彦君) 多分そうじゃないかというふうに私も思っておりますが、これ、12、13、14、ちょっと比較して、監査委員さんのことですから、あまり言えないと思いますが、監査報告には書式いうのがあるかどうか。12ですかいね、奥出雲電力株式会社の監査報告見てみますと、あとの監査報告は、2つだけは同じようなことが書いてございます。奥出雲電力の分につきましては、ちょっと詳しく書いてあると思っておりまして、下のところに監査の結果、事業報告等の監査結果、事業報告及びその附属明細書は、法令及び定款に従い、会社の状況を正しく示しているものと認めます。2、取締役の職務の執行に関する不正の行為または法令もしくは定款に違反する重大な事実は認められません。また、(2)が書いてございますが、これ、確かに詳しく書いてあると思います。先ほど言ったように、監査報告の書式があるのかどうか分かりませんが、こういうふうに書いてあると、なるほどというふうに理解ができると思います。その辺のことについて答弁ができれば、できなければそれでいいですが、ちょっとその辺のことについて質問いたします。 ○議長(藤原 充博君) よろしいですか。  糸原町長。 ○町長(糸原 保君) 監査報告の内容でございます。確かにちょっと相違もございますので、様式等も含めて、先ほどお話、確認して、今後確認していきたいと思います。できれば、そういった詳しく監査報告していただくほうがよりいいかと思っておりますので、可能であればそういった方向で今後の報告もしていけたらなと思っておるところです。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、以上で報告第12号から報告第14号までを終わります。  先ほどもいろいろ質問がございましたが、報告第14号については議員会及び各常任委員会で検討のほど、よろしくお願いしたいと思います。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第28 発委第2号 ○議長(藤原 充博君) 続いて、日程第28、発委第2号、奥出雲町議会議員の議員報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  要旨の説明を求めます。
     9番、内田雅人議会運営委員会委員長。 ○議会運営委員会委員長(内田 雅人君) それでは、発委第2号の説明をいたします。   ───────────────────────────────  発委第2号     奥出雲町議会議員の議員報酬及び費用弁償支給条例の一部を     改正する条例制定について  奥出雲町議会議員の議員報酬及び費用弁償支給条例(平成17年奥出雲町条例第46号)の一部を改正する条例を奥出雲町議会会議規則第14条第3項の規定により別紙のとおり提出する。    令和4年12月5日提出                 奥出雲町議会                  議会運営委員会委員長 内 田 雅 人  提案理由  奥出雲町議会議員の期末手当の支給割合について所要の改正を行う必要があるため。   ───────────────────────────────  町の特別職の支給割合に合わせるものでございます。  2枚おはぐりいただいて、新旧対照表のほうを御覧ください。まず、第1条関係です。3条の2項で、現行100分の155を100分の165に改めるものでございます。今年度分をまとめての変更でございます。  続きまして、次のページの新旧対照表、第2条関係です。3条の第2項、100分の165を100分の160に改めるものです。これは令和5年度に平準化するものでございます。  2枚お戻りいただいて、附則、この条例は、公布の日から施行し、令和4年12月1日から適用する。ただし、第2条の規定は、令和5年4月1日から施行する。  以上で説明終わります。 ○議長(藤原 充博君) 以上で要旨の説明終わります。  これより発委第2号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、質疑を終わります。  次に、今期定例会までに受理いたしました請願・陳情は、お手元に配付しました請願・陳情等文書表のとおりであります。会議規則第92条第1項の規定によりまして、所管の常任委員会へ付託いたしますので、慎重なる御審議をお願いいたします。   ─────────────・───・───────────── ○議長(藤原 充博君) 以上をもちまして本日の会議日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会といたします。御苦労さまでした。             午後2時49分散会   ───────────────────────────────...